2006年03月10日/ おぼえがき
作者と作品(6)―パズルとモザイク
受け手には偶然が重なったものとしか思えないコラージュやモンタージュも、作り手にとっては、すべてのピースがその場所になければならないパズルであり、またモザイクだった。「感動できる作品」について私の抱いていた実感、「読者にとっては偶発的でも、作者にとってはそうではない、そのような境地」と逆どころか、まさにそのものだと言えることに気づいた。
そこで肝心なのが、そのパズルやモザイクを作ったのは誰かということだ。もちろん、直接的には作者である。では、作者の手を動かしたのは何なのだろう。
パズルは、あらかじめ描かれた絵を切り分ける。その切り分け方を決めるのは誰か。モザイクは、絵を描くために物と物を組み合わせる。その組み合わせ方を決めるのは、誰だろうか。
作り手が、「それは自分に決まっている」と考えるとしたら、私は嫌だ(だだっ子か!)。 ←タカアンドトシ風に (つづく)
そこで肝心なのが、そのパズルやモザイクを作ったのは誰かということだ。もちろん、直接的には作者である。では、作者の手を動かしたのは何なのだろう。
パズルは、あらかじめ描かれた絵を切り分ける。その切り分け方を決めるのは誰か。モザイクは、絵を描くために物と物を組み合わせる。その組み合わせ方を決めるのは、誰だろうか。
作り手が、「それは自分に決まっている」と考えるとしたら、私は嫌だ(だだっ子か!)。 ←タカアンドトシ風に (つづく)
Posted by あゆ at 23:32│Comments(0)